二、サポ―タ―を探そう
さあ、夢の実現に向かってスタ―トする時がやってきました。あるのはただ情熱だけで
す。まず何から始めますか?
最初はあなたの夢を語りまくることから始めましょう。情熱以外何もないあなた一人で
は夢を実現することはできません。その夢を理解し、共感し、力を貸してくれる人に出会
うために。語っているうちに自分の考えが浅かったり、誤っていたり、することがわかっ
てくることだってあるでしょう。その時はまた考え直してみることです。そうやって、あ
なたの実現されるべき夢が仕上がって来るのです。
新しい事業が最初に立てた計画だけで順調に立ち上がるなんてことは実際にはほとんど
ありません。いろんな計画の手直しが必要です。その初期の段階ではいろんな人の意見を
聞くことが大切です。そのためにあなたの夢を語りまくるのです。あなたが情熱をぶつけ
て語ったことには聞く人も真剣に答えてくれるでしょう。まずあなたの姿勢が問われます。
「事業のアイデアを盗まれたくない」なんて気持ちで計画の一部しか話さないようなこ
とでは相手からちゃんとした意見を聞くことなどできません。あなたが素直で開かれた存
在でないと、ここはうまく行きません。
語りまくる相手は家族、友人などには当然話すでしょうが、そこからもう少し広げて現
役の経営者などにも「つて」を求めて会いに行くべきでしょう。経営経験のある人の意見
は必ず聞くべきだし、場合によったらその人があなたの最初のエンジェル(投資をしてく
れる人)になってくれるかも知れません。
このような過程を経てあなたの夢は実現されるべき計画へと成長してくるはずです。夢
とはただ漠然としたこうありたいという実現された状態があるだけですが、計画というの
はそこに至る過程がプログラムされているものです。言い換えると計画には行動がセット
されているのです。計画にまで高められて初めて実行(スタ―ト)できることになるので
す。こうして事業計画らしきものができあがるでしょう。これが事業のマスタ―プランと
言われる段階です。その次には事業の実現可能性を確かめるフィ―ジビリティ・スタディ
という段階があります。あらゆる角度から必要な投資額と収入、支出とのバランスをチェ
ックするものです。これも一人で都合の良い条件をつけてやったようなものでは何の意味
もないでしょう。多くの人の意見を聞かなければならないのは言うまでもありません。
このような段階をしっかりとやることによってあなたの夢が客観性のある計画に仕上が
ってきます。また、この後述べるように実行が始まってからも不断にこの作業を続けなけ
ればならないのです。事業経営において間違いはたくさん起こります。その間違いを少し
でも少なくし、特に致命的な間違いを起こさないために、多くのサポ―タ―の力が必要な
のです。
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