2006年09月07日
初めての筝
今日の実施研修では、赤坂にある「あこや」にて、筝奏者・河原先生に、筝のご指導を受けた。
初めて触れる筝。
材木は桐だそうで、やわらかい。天日に干して、その表面を焼くのだそうだ。持ち上げると大変軽い。
能の楽器と違って、何百年と使うことはできず(木の水分がどんどん蒸発してゆく)消耗楽器なのだそう。
13絃が主流?らしいが、過去には80絃というオモシロイ筝もあったそう。(戦火で燃えてしまった。現在、復元したものあり←場所を書きとめそびれた(--; )
どんな音色を出していたのだろうか。
筝の歴史をお聞かせ頂き、実際に筝の音を自ら奏でてみる。
筝の絃の下に、柱(じ)というコマをあてる。
あてかたが悪いと、柱(じ)が倒れて、下手をすると筝がへこんでしまう。丁寧に、柱をセットする。
(教室のアチコチでバタンバタンと倒れる音が(笑))
それから調弦。
筝の音階を合わせる。
過去、弦楽器をしていたこともあり、絃に触れると落ち着く。。この場面では音に耳を集中させるので、ピリッと気が引きしまる。
生田流の演奏姿勢を教わり、今回、『さくらさくら』を皆で合奏。(替手を河原先生)
親指で絃をはじくのが、なかなか難しい。
正しい姿勢でないと、音が中途半端で頼りない(^^;
また、爪がスポッと抜けてしまう。
そうこうしながら、一曲終える。
そして、河原先生の演奏を。
宮城道雄さんがロンドンの雨音など聞きながら、創作したという曲の演奏だったが、とても自由で、のびやかで、かつ叙情的で。音の広がりに浸る。
その後、「あこや」のご主人に三味線の皮張りや、筝の竜頭にはめられた美しい真っ白な象牙をみせていただいたり。。
(お三味の皮張り)
普段は、なかなか見る機会のない面白い作業場を見学させていただいた。
私自身、お三味を弾いていたので、なおさらこういうお話は楽しい!
ご主人は大変、お話上手でぜひまた伺いたいと思った。
ひさびさに楽器に触れて、楽しい一日だった!
あらためて、芸事は続けることが大事だと感じた。
それは、この織の世界でもなおのこと。
何があっても続けていこう。後悔したくないもんね!
投稿者 宮川 アリナ : 2006年09月07日 22:33