博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2006年11月10日

今日も能♪ ~”能楽師と遊ぼう”~

連日、”能”関連の何かに訪れることができ、楽しい日々。
今日は、求評会終わって、

”能楽師と遊ぼう”
『能の小道具大集合』~季節外れの虫干し、お宝尽くし~
(at 住吉神社能楽殿)

に行って来ました。
今回の担当は、観世流・森本哲郎センセイ。

森本センセイが所蔵する、能の小道具を多々拝見!
開演前から会場には小道具が展示されており、じっくり間近で現物を見物することができた。感動☆
お父様の代から集められていた品々だそうで、ひとつひとつ、なんともいえない味がある。その中、いくつか不思議な物体が。。
妙に手作り感のある小道具が多少混じっている。
気になる・・(-_-)

講演開始の時刻。
森本センセイが、ひとつひとつの小道具について、どんな役で、どんな番組で使用するのか丁寧に解説をしてくださる。
扇の絵柄ひとつをとっても、太陽が沈む絵柄は平家。昇るものは源氏、だとか、烏帽子もこの役にだけ使用する烏帽子、だとか、大変興味深いことを教えていただいた。おかげで、これから能を見る際、より深く楽しめそう(^^)

・・と、いよいよ不思議な物体の解説が。
それはズバリ森本センセイ自作の品でした!笑 (ご自分で作ったりするんですねー)
”野守”で使う鏡は、作ったばかりでギラギラ光って眩しいです、といわれ、確かに照明に反射する光が目を細めてしまう眩しさでした(笑)
中でも、狐。牙をはやしていたのだけれど、なんともかわいい思わず微笑む出来栄え。。
本当にこれを頭にのせ、舞台に出られたりするのだろうか・・・とても気になるが、さすがに質疑応答タイムに聞けなかった(^^;

また、鷹の羽で作った扇(団扇?)がとても見事なものだった。今では鷹の羽は保護指定されていて輸入禁止なのだそう。長年どうしても欲しかった貴重な物だそうで、センセイはオークションにて○万円にて落札されたんだそう!おぉーすごい。
12枚が一羽分の羽数なのだけれど、中には贅を尽くして、わざと13枚使用し2羽の鷹を使っているというひそかな悦楽をする人もいたそう。

解説の後には、小道具を使って、いくつかの演目を実演していただきました。
小道具拝見だけでなく、今日も盛り沢山の内容で、大満足♪幸せー。

・・講演後、さぁ帰ろうかという時に、雨が降ってきた。
思案して、そのまま濡れて帰ろうとしていたら、親切なおば様が「絞りの着物は濡れたらダメよー」と教えてくださった。
会場係の方に、着替えをお願いしたら快くお受けいただいた。ありがたい。
押入れとかどこでもよかったのだが、裏の着替え場に案内してくださった。まさか、自分がここで着替えるとはなぁ。。(^^;貴重な体験です。
ごそごそ着替え、さぁ帰ろうと思ったら。カーテンが開いていた。(まぁ、見えて減るものじゃなし、いいんだけれど、なんというか、女らしくなりたいものです・・)
作務衣姿に変身して、走って帰る。

森本センセイはたまたま能を習う知人のセンセイでした。いろいろ出会いもあるものです。

投稿者 宮川 アリナ : 2006年11月10日 21:58

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