博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2007年01月07日

”鬼夜” at大善寺玉垂宮

夜七時半。
大善寺にて、鬼夜祭が始まった。

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”鬼夜”日本三大火祭りのひとつで、1600年以上の歴史を持つ。毎年1月7日に大善寺にて開催。
新年の邪気を払い無病息災を願う祭りで、国の重要無形民俗文化財とされている。

祭りは、広川で行われる「汐井汲み(しおいくみ)神事」から始まる。川の中央に汐井場が設けられており、直径2mほど?の注連縄(しめなわ)が張られていた。

Nちゃんと橋上で始まるのを待つ。けっこう寒い・・指先から心身と冷えてきた。開始時刻までまだまだ時間もある。
遠くから祭りの笛の音が聞こえてきたので、S先生の物真似をしながら待つ。

・・と、「オイサッオイサッ」という掛け声が聞こえてきた。振り向くと、締め込み姿に三つ巴の神紋の鉢巻を締めた男衆が!彼らは「たいまわし」と呼ばれる氏子たち。手には、提灯や赤々とした手松明(てたいまつ)を持ち、颯爽と通り過ぎていった。

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汐井場にて、禊が行われる。
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「たいまわし」(氏子)が本殿と広川を往復する「汐井かき」が始まった。手には、提灯や手松明が掲げられている。
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氏子の気勢に、観客の気持ちも高揚し、盛り上がる。松明の明かりがゆらゆらと駆け抜けていく姿は圧巻!(中には、さらしの腹巻姿にオムツ♪をした小さな赤子も!)

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午後九時。
いよいよ大松明への点火が始まる。(この松明は、直径1m、長さ13m、重さ1.2トンにもなる巨大なもの!その巨大松明が計6本もありました)
境内の明かりが全て消される。祭りの出店の明かりも全て、である。あたり一面、真っ暗闇に包まれる。
その闇夜の中、煌々と周囲を照らし神火が現れた。観客も固唾を呑んで、その場を見守る。

点火!!
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「おぉーーー!!!!!」
大歓声が沸きあがる。燃え盛る大松明が、空までも赤く赤く染め上げる。


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時折、燃える大松明からバチバチッという、大きな爆竹音が鳴り、火花が飛び散る。

なんと?!
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火の勢いを止めないよう、若者が大松明前方の縄を切る!

その後、赤鬼と青鬼が現れ、互いに剣を交え、魔払いの神事が行われた。
激しく燃え盛る大松明(2トン!)・6本は、男衆の気勢とともに二股の樫の棒で持ち上げ、支えながら本殿西側へと移動。鐘や太鼓が乱打される。観客も周囲を取り囲み、引き縄を引く!
皆で「オイサオイサッ」と掛け声をあげる。


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電車の時間が差し迫り、境内を後にする。残念!ココまで時間にして3時間ほど。
その後、祭りは23時すぎまで行われるのだとか。この寒空の中、締め込み姿で颯爽と駆け回る男衆の姿に、日本男児の勇猛なる心意気を見ました。
ちなみに、鬼夜の火の粉を浴びれば 開運招福・無病息災 が叶うのだとか。いやしかし、おっきな火の粉は非常に熱いでしょう。。(^^;
それはそれは見事なお祭りでした。日本のお祭りは、やはり素晴らしいです。

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飛び散った火の粉。オレンジ色の光が美しい。


※ 日本三大火祭り:(鬼夜・鞍馬の火祭り・那智の火祭り)


※大松明:
全部竹を使用。
芯に大きな孟宗竹を3本束ねて、その周囲に笹竹を寄せて回し、さらにその上を直径3~4cmほどの真竹で包み込んで化粧竹する。
火を着ける先端には、枯れた杉の葉を入れて切り口を揃える。この上に頭の方から七本・五本・三本と縄を掛けて結ぶ。根元側からも、同様に縄を掛け男結びにする。胴を縛る縄は、2本回しで365本。大松明の根元は、かずらの蔓(つる)で縛り、引き綱を付ける。
全長13m、火口の径1m余り、重さ1.2トンと超・巨大である。

投稿者 宮川 アリナ : 2007年01月07日 23:24

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