博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2007年05月31日

我が誇れる博多織

今日は、”博多織・特別講義”が開催された。

本日の講師は、中西織物の中西金三郎氏。
(中西織物は、幕末発祥。時代の流れとともに今はもう廃業されているが、”博多織”というと地元で知らない人はいないという大きな織り屋だった。この一年でも私は、光明寺の和尚様・教会の神父様(なぜに)・お三味のお師匠などなど様々なところでその名を聞く)

幕末から続いていたというその、中西氏の所蔵されている、歴史的にも文化的にも大変貴重な博多織の織地の数々を拝見させていただいた。

そして、あまりの素晴らしさに興奮しすぎて疲労・・・(*゚o゚*)~゚ ボー

これまで様々な織地を見る機会はあったが、今日の資料は格別に素晴らしかった。
色・意匠・組織・・今でも十分に通用するお洒落なものが多々出現!

今日は私たち学生以外にも、現・博多織の織元さん達がいらしていたのだが、皆、感嘆の声を上げていた。
(特に、匠工芸のY専務♪いいものが出てくるたんびに「アイタタタ!」×100回は軽く仰っていたのでは?(笑))

最近、某所にて西陣の素晴らしい数々の織り地を拝見し、正直、博多織負けてる??と思っていたが・・全然負けていない!!(勝ち負けの問題ではありませんが)
先人達の素晴らしい、技術とセンス・アイデアに感動の嵐だった。
こんな複雑で凝ったものが手織りで本当にできたの??といういい意味でのショックも多々。
まったく古臭くない、というよりむしろ新しい感覚すら覚えた。

こういう素晴らしい財産を拝見すると、ますますもって、この博多織に誇りを持ち、後世に受け継いでいきたいと思う。
私に何ができるのか。これからどうやって博多織を継承していくのか。先代の技を超えることができるのか。
今回の資料拝見によって、自分が担っていくものはなんであるのか、あらためて考えるよききっかけとなった。ありがとうございます。

(しかし、まだまだ「組織が云々、、」ということは全く分からない。
これがいい!と思っても、それを復元する能力は皆無。。先行き心配だ(-_-;))


残念ながら、中西氏には後を継がれる方がいないのだと仰っていた。
新しい感覚で、私たちが継承していくのもひとつの道ではあるが・・・
これもまた、博多織の大きな課題である。

投稿者 宮川 アリナ : 2007年05月31日 23:10

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