博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2007年06月16日

素晴らしき出会い ~日展~

日展に行く。(at 福岡市美術館)
生まれて初めて行く日展。今まで、なぜだか行かなかった。おそらく”日展”という名称(言葉に出した響き)が自分の中でマジメでお堅いイメージだったからだろう。(いわゆる食わずギライというものです)

だがしかし!!

ナニコレ!!!ナンジャコリャー!!! <(゚ロ゚;)>


次から次へと大興奮の嵐だった。

工芸・洋画・日本画・彫刻・書、どれもこれも作品に大きな躍動感を感じる。私の心を揺さぶるものばかり。それぞれのコーナーからコーナーへ移動する時間すらもったいなく、思わず小走りになる。美術館の中を何度も行き来し、駆け巡る。

そして、今日のスペシャルイベントは各分野の先生方が作品解説にいらしていたということ。

同時間に、彫刻・書・日本画の解説が始まったため、どこに行くか悩んだ末、私は日本画の解説会場へ。
講演は、岩澤重夫先生。
岩澤先生が大分・日田出身ということで、日田から観光ツアーの方も多くいらしていたご様子。講演会場は、超満員満席。Nちゃんと一緒に一番後ろで立ち見をさせていただく。

岩澤センセイは、白髪の細身だが、遠目から見ても大きな存在感を感じる方だった。日田で過ごした幼少時代のお話、これから若手世代がたくさん育ってほしいという思い、プロの絵描きの心など、ウィットに富む楽しいお話をしてくださった。

講演の最後に
「『この絵を描くのにどれくらいの時間をかけるのか』とよく質問されます。聞かれる前にお答えします」
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「80年という歳月をかけました」

参りました!
Nちゃんは、答えは分かったと言っていたが、私は深く感銘を覚えた。すごく重みと深みのある言葉だと思う。
とても感動してしまったので、例のごとく岩澤センセイを直撃する。(で、いいものもらっちゃいました。ふふふ)
岩澤先生は、次から次へとファンの方やら、作家の方に取り囲まれていたので、ゆっくりお話はできなかった。残念!

後ろ髪ひかれる思いでその場を去り、再び会場を回る。
そして、ある一枚の絵と出会う。他の絵と同様、その前を通り過ぎようとしたのだけれど、なぜかしら気になりその絵の前に吸い寄せられた。木々の緑の陰影が、大変素晴らしく、絵なのだけれど、そこにはひとつの”山”が存在していた。久々に感動の絵だった。一体、誰が書いたのだろう。

作者名に目をやると・・

なんと岩澤先生の絵だった。

思わず「うぉっ!」

先生は「自分の絵の前は素通りしてやー」と仰っていたが、全然素通りできません(-_-)
(ギャラリー多し)


また作品を拝見したい。

投稿者 宮川 アリナ : 2007年06月16日 23:45

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