博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2007年09月02日

絣柄献上帯

計4本を織り上げた。
この道のりで、それぞれの問題点を、ひとつひとつ改善していった。最終的に、出来上がったものを見て、講師の方々よりアドバイスをいただく。
そして次回作へ向け、新たな課題も見つけることができた。

1本目は、三越段カントの巻き軸の解け具合が悪く、織りが乱れた部分があった。鏡の角度も悪く、織りの乱れに気づかなかったというのも失敗の原因。鏡の位置を調整する。

2本目は、一箇所針飛びが起こっていた。また後半に畝が大きく出てしまった。帯幅8寸2分のところ、その後半部においてほんの少しだけ、幅がひいていたことも関係しているのではないかというご指摘だった。(8寸1分9厘??)
私の場合、後半は畝が出やすいという意識により、より一層慎重に織ってしまったことの裏返し・・。ゆっくり慎重に織ったのだが。織りのリズムが崩れたこともあるのだろう。難しい・・

3本目も畝。

4本目においては、三越段カントの部分に断続的に針飛びが起こりはじめた。
シャトルが糸をすくっているのかと思い、何度も織り戻す。しかし、織り進んでは飛び、織り進んでは飛ぶ。
何度も何度も織り進んでは織り戻す。あれこれ試行錯誤していたが、どうにも難しいので渡邊先生に助けを求める。
渡邊先生からも最初は、糸をすくっているのじゃないか、とご指摘されたが、やはりどうも違うようだ。
結果、機の上に上がっているジャガード機のベルトに弛みが生じていたことが判明。弛みを直していただき、織りを再開する。

ここで、また渡邊先生よりアドバイス。
『後半3尺、止まらず一気に織り上げること』

止まることで、畝ができやすいという難点もあるためだ。一管止まらずに織ると、3寸~3寸5分進む。呼吸が乱れると、織りのリズムも乱れる。
神崎先生のダンスワークショップにて身に着けた(?)呼吸法をここで活用!体全体で、筬框(かまち)を打ち込む。

そうして、私がもっとも苦手とする”ふち織り”の部分に到達した。
やはり今回も、重りの調整がうまくいかず、浮糸の張りが悪い。そして、どうしても汚く見える。
何度も何度も織り戻す。
張力が足りないので、重りをかければ、重すぎる・・(泣)長さはわずか2寸5分なのに、時間は数時間かけてしまった!(ありえん・・!ウルトラ下手くそだ!)

そして今日、4本目を切り下ろした。
次回の課題は明確だ。
今日よりも成長できますように!

投稿者 宮川 アリナ : 2007年09月02日 23:52

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