博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2008年01月01日

初登山~宝満山~ with小川学長

鐘.bmp

大晦日の夜、承天寺の鐘を突き、その足で宝満山へと向かう。

雪もちらほら舞い散る夜、しんしんとした寒さに身は包まれる。

深夜2時。
大宰府駅にて、小川規三郎学長と合流。
(小川登山隊→登山プロ小川隊長・雪山初心者宮川・雪山経験者Nちゃん。)

初詣客でにぎわう参道を抜け、宝満山への入り口となる竈門(かまど)神社を目指す。

真っ暗な夜道。
数メートルごとに、ぽつ・・ぽつ・・灯る街灯。
そして、澄んだ空気にまばゆく光る星明かり。

とてもとても静かだ。

ときどき、小川学長と話をしながら、ゆっくり上を目指す。

冷たい風をうけながら、ようやく竈門神社入り口に到着。
登山の準備を整える。
ここまでの道のりで、すでに汗。。
しかし、休憩の時間が長くなると、じわじわ寒さが襲ってくる。
汗が冷えると、熱を奪うので、数分と休憩は取らないほうがよいのだと、小川学長がおっしゃっていた。
すぐに出発だ。

途中、いつもなら焚き火をしている人がいるという場所を通ったが、今日は天候が悪いためか誰もいなかった。

懐中電灯をともし、真っ暗な山へと踏み出す。

右も左も、とてもとても真っ暗。
懐中電灯の灯りで、かろうじて足元が照らされている程度。
時折、ゴゴゴォォォっと、風の音が鳴り響く。
まるで海の波の音のよう。
半端じゃない響きだ。

鬱蒼とした木々が空を覆っているので、月明かりもない。

その暗闇の中、私たちは、ただ黙々と頂上を目指して歩き続ける。

そのうち、吹雪いてきた!
最初は軽く、ひらひらと雪が舞っていたのだが、次第に強い風を伴って、雪が吹き荒れてきた。
どんどん白い粒が舞い上がり、視界を覆う。
肌を刺すような寒さ。
皮膚の感覚は痛い。

徐々に足元の岩陰にも、雪の積もる量が増えてきた。
上に行けば行くほど、その雪は白く白く地面を覆いつくす。

休憩所にて、懐中電灯の灯りを消すと、雪明りであたりはぼんやりと白く浮かび上がっていた。
白銀の世界。
いつか読んだ絵本の世界のよう。
そして、時折鳴り響く風の音。。
ただただ自然の吐息が聞こえるだけの静かな世界。

下界の喧騒が嘘のようだ。

長くは腰を下ろしてはいられない。
寒さが襲ってくる。
気を引き締めて、さらに上を目指す。

5合目、7合目、9合目・・・

雪が積もり、いつもよりさらに険しくなった岩場を登る。
手に握るロープも心元ない。
どこに足をかけるか、一歩一歩慎重に。
そして進む。

最後の難関をくぐりぬけ、なんとか頂上にたどり着いた。


山の上から見る、下界の姿は、宝石箱をひっくり返したように、
きらきらきらきら
輝いていた。
真っ暗闇の中、光る街灯り。
360度、見渡すかぎりの幻想にあふれた世界。 

厳しい寒さだが、透き通った聖地に腰を下ろし、静かで穏やかな気持ちに包まれる。
他の登山者も、思い思いの場所で、朝日を待つ。
(今年はやはり天候のせいか、人数は少ない模様)

ご来光の時間まで、まだある。
小川学長と、ぽつぽつお話しながら朝日を待つ。

温度計.bmp
零下4度??
かなり・・いや、とても寒い。。
手袋をはずしたら、速攻かじかむ・・動かない、、

セーターをはおりたいが、ここでコートを脱いだらカチコチになる・・!
皆で寄り添って暖をとった。


ご来光の時間にあわせ、竈門神社の神主さまのお清めを受ける。
粛々とした元旦の朝。

残念ながら、雲が多くご来光は拝めなかったが、雲間からのぞく、朝日の輝く色に染まった空を目に、厳かな気持ちも高まる。

空.bmp


下山途中は、行きよりさらに雪が吹雪き始めた。
日は昇り、明るくなった山の景色が、舞い上がる雪で白く染まる。
下に降りるにつれ、風の冷たさも多少和らいだ気がしたが、それでも寒さは厳しい。
昨日はサラサラの粉雪だった山道も、多くの登山者によって踏み固められ、つるつるの氷の層となっていた。
慎重に慎重に、一歩一歩進む。

朝日.bmp
木々の合間から見えた朝日

途中、野苺を食す。
甘いというより、ただすっぱい。。けど、その後、ほんのり苺の香りが口の中に広がる。
ふむふむ・・


無事、下山。

小川学長が、どんどん難しいことに挑戦しなさい、と仰っていた。
何よりも厳しい壁に立ち向かったとき、どんな困難も苦にはならないのだから、と。

小川先生、ありがとうございました。


~~ 追記 ~~

カンロ飴を持っていっていたら、小川先生もカンロ飴を持ってきていた(笑)

TV局の人も登っていた。
上空にはヘリコプターが。。
空から見た、私たちはどんな風に見えるのかな。
ニュースで見れたらいいなー。

投稿者 宮川 アリナ : 2008年01月01日 23:57

■コメント
■コメントしてください




保存しますか?