博多織デベロップメントカレッジ≪博多織デベロップBlog≫

2008年01月31日

こんにちわ!三筑小学校☆

渡邊先生のお供をして、博多区にある三筑小学校へ、手機の体験授業へ。。(地域振興課のご依頼にて)

体験してもらうのは、4年生の3クラス。
小学校の体育館に、博多織の体験用の手機と、卓上の織り機が運び込まれました。
午前中の時間を使って、一時間ずつ入れ替わりで、子供たち一人一人に博多織を体験してもらいました。

まず、渡邊先生から、伝統工芸について、簡単にお話されました。
そして、子供たちに一人一人に、繭をプレゼント。
みんなは、繭の手触り、カラカラいう音、繭から出てくる糸の不思議に、とても興味津々の様子です。

それから、渡邊先生と私とで二手に分かれて、”織り”を教えます。
私の担当は、大きな実演手機。
ちゃんと教えられるかな。

まずは、織り方をみんなに見てもらい

「下にある棒を右左右左踏みまーす」
「そうすると、この糸の部分が上・下・上・下、交互にあがるよねー」
「その糸の間に、この道具を通しまーす」
「通したら、トン、足を踏み変えてトントン」
「こうして織り物はできていくんだよー」
「今日は、この繰り返しを皆さんにやってもらいまーす」

などと、織る手順を話しながら、実際に織る姿を見てもらいました。

子供たちの目がわくわくしています。とても楽しそうです。

それから一人一人、機に座ってもらい、何越かずつ、ガンバッテ織ってもらいました!
やはり博多織の機は、体験用とはいえ”踏み瀬”を踏む力もかなりいるので、小学生のみんなには、”開口”(ヨコ糸を通す通り道)を開けるのも一苦労だったようです。

自然と、周りで見ていたお友達のみんなから

「がんばれー!がんばれー!!」

応援する声かけが出ます。
織っている子は一所懸命 トントン していました。

時間も限られているので、ほんの少しの体験だったと思いますが、みんな喜んでくれていました。

お友達が織っている間は、
 機の仕組みを観察する子、
 絹の感触を調べている子、
 スケッチをしている子、などなど・・
それぞれ思い思いに、自分が持つ『なぜだろう』に取り組んでいました。そんな熱心な姿を見ていると、その子たちが持つ『なぜ』をもっと膨らましたくなります。

終わりの質問時間では、
「同じ絹なのに、いろんな糸があるのはなぜですか?」
「渡邊さんは、何歳の時から博多織を始められましたか?」
「渡邊さんは、何年博多織をしているのですか?」
(答え→50年以上!に子供たちは、とてもビックリ ヽ(゚Д゚;)ノ!! していた)
「繭は生きているのですか?」
「織るのはどれくらい時間がかかりますか?」
「どうして博多織を始めたのですか?」
「博多織を日本中の人に広めたいと思いました」
(えらい!ヽ(・ω・´)ノ)

次から次へと手があがります。
(なかには、職人になってみたいという子も!)

日常、なかなか博多にある文化に触れる機会がないですが、こうやって地域の子供が自分の住むまちにある誇れる文化を知っていく、そういう試みは本当に大切だな、と痛感した一日でした。

こういう体験授業は、できたらもう少し、ゆっくり時間を取って、体験→子供たちの気づき・発見→ものの考え方。子供たちの生きる力へ。将来的に、そういう授業の流れになっていくといいな、と思います。


しかし、さすがに冬の体育館は寒い!
小学生時代を思い出させるその寒さが懐かしい反面・・やはり寒い!
 しかも作務衣!薄い!
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタ
私はカゼひきそうでしたが、渡邊先生はさすが元気でした。
(ですが、御年70代!無理しちゃダメです!)

なにはともあれ、かねてから念願であった学校織り教室デビューを果たすことができ、嬉しい一日。
大変、よい経験でした!
またどこかの小学校へ行きたいな!

投稿者 宮川 アリナ : 2008年01月31日 23:45

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